米国、消費者の誤解・理解不足が生保加入の最大の障害-最大の理由(保険料が高すぎる)も、誤解に基づくものが大半-

2024年06月07日

(有村 寛) 保険商品

■要旨

2024年5月10日付保険・年金フォーカス「米国消費者の生命保険ニーズギャップは過去最大-コロナ禍以降、ニーズギャップは拡大―」において、米国における生保・年金のマーケティングに関する代表的な調査・教育機関であるリムラの調査結果に基づき、米国では、ニーズギャップは過去最大になった旨、報告した。

米国における生保・年金のマーケティングに関する代表的な調査・教育機関であるリムラによる調査結果によれば、消費者の誤解・理解不足が生命保険加入を阻む最大の要因という。

ここでは、その概要について紹介したい。

■目次

1――過去最大となった米国生命保険ニーズギャップ
2――誤解・理解不足が最大の要因

保険研究部   上席研究員 兼 気候変動リサーチセンター 気候変動調査部長

有村 寛(ありむら ひろし)

研究領域:保険

研究・専門分野
保険商品・制度

経歴

【職歴】
1989年 日本生命入社
1990年 ニッセイ基礎研究所 総合研究部
1995年以降、日本生命にて商品開発部、法人営業企画部(商品開発担当)、米国日本生命(出向)、企業保険数理室、ジャパン・アフィニティ・マーケティング(出向)、企業年金G等を経て、2021年 ニッセイ基礎研究所へ、2023年7月より現職

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