コロナ禍のベンチャー投資への影響~継続するスタートアップの支援・育成

2020年09月09日

(原田 哲志) 株式

■要旨

新型コロナウイルスが流行する中で、2020年上半期のベンチャー投資の金額はやや減少した。しかし、セコイア・キャピタルなど長期的な視点で投資を行うベンチャーキャピタルはコロナ禍の中でも投資を継続しており、スタートアップの支援・育成を継続的に行っていることが分かる。コロナ禍により世界経済は混乱が続いているが、不況下で行われた投資が将来のユニコーン企業の誕生につながるかもしれない。

■目次

1――はじめに
2――自動運転などのスタートアップが資金を調達
3――コロナ禍でも継続するスタートアップへの投資
4――まとめ

金融研究部   准主任研究員・ESG推進室兼任

原田 哲志(はらだ さとし)

研究領域:医療・介護・ヘルスケア

研究・専門分野
資産運用、オルタナティブ投資

経歴

【職歴】
2008年 大和証券SMBC(現大和証券)入社
     大和証券投資信託委託株式会社、株式会社大和ファンド・コンサルティングを経て
2019年 ニッセイ基礎研究所(現職)

【加入団体等】
 ・公益社団法人 日本証券アナリスト協会 検定会員
 ・修士(工学)

レポートについてお問い合わせ
(取材・講演依頼)