災害救助法は何をしてくれるのか-災害・防災、ときどき保険(2)

2017年05月16日

(安井 義浩) 保険計理

■要旨

自然災害が起こったときに、国や地方自治体がどんな対応を行うのか。それは多くの法律に定められている。今回はまず「災害救助法」についてみてみる。この法律は1947年に制定されたが、その後に起こった災害の教訓なども踏まえて、救助項目が追加されるなど、さらに災害の実状に対応できるよう、今も検討が進められている。

■目次

1――災害への対応を定めた法律がある
2――災害救助法
  1|災害救助法の内容
  2|現在でも問題点を議論中

保険研究部   主任研究員 年金総合リサーチセンター・気候変動リサーチセンター兼任

安井 義浩(やすい よしひろ)

研究領域:保険

研究・専門分野
保険会計・計理、共済計理人・コンサルティング業務

経歴

【職歴】
 1987年 日本生命保険相互会社入社
 ・主計部、財務企画部、調査部、ニッセイ同和損害保険(現 あいおいニッセイ同和損害保険)(2007年‐2010年)を経て
 2012年 ニッセイ基礎研究所

【加入団体等】
 ・日本アクチュアリー会 正会員
 ・日本証券アナリスト協会 検定会員

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