米国では、人々はどのように生命保険に加入しているのか(5)-リムラ&ライフハプンズの保険バロメータースタディより-健康増進を支援する保険は人々の支持を得るか-

2017年05月09日

(松岡 博司)

■要旨

米国リムラ&ライフハプンズの"2016インシュアランス・バロメーター・スタディ"のデータを用いて「米国の人々がどのように生命保険に加入しているのか」を紹介するレポートの第5回(最終回)。

今回は「米国の人々は、自分の健康状態・健康増進活動の様子がアップル・ウォッチ等のようなアクティビティ・トラッカー等を通じて刻々と生保会社に伝達され評価される状況をどう考えるか」についての意識調査結果を紹介する。

デジタル化の進展、ICT端末とネットワークの進歩等を背景に、「健康増進を支援する生命保険」への注目が高まっているが、果たして消費者ニーズはあるのだろうか。

■目次

1――世界で注目を浴びる健康増進保険
2――バロメータースタディにおける意識調査の結果
  1|アクティビティトラッカー、スマートスケールの活用状況
  2|生保会社と健康情報・活動情報を共有することに対する反応
  3|生保会社と健康情報・活動情報を共有することの主な誘因
  4|生保会社と健康情報・活動情報を共有することの主な障害
さいごに
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