新NISAは日本株式を押し上げたのか

2024年12月17日

(前山 裕亮) 株式

■要旨

個人の資金が新NISAによって日本株式に流入することが、一部で期待されていた。2024年は日経平均株価やTOPIXが史上最高値を更新するなど大きく上昇したが、実際に個人の資金が日本株式に流入したのか検証した。

■目次

1――新NISAから日本株式への流入は?
2――投資信託経由は増えているが限定的
3――個別銘柄は売り越し
4――投資信託は外国株式選好
5――個別銘柄については短期売買
6――課税口座などからの買替も発生
7――最後に

金融研究部   主任研究員

前山 裕亮(まえやま ゆうすけ)

研究領域:医療・介護・ヘルスケア

研究・専門分野
株式市場・投資信託・資産運用全般

経歴

【職歴】
2008年 大和総研入社
2009年 大和証券キャピタル・マーケッツ(現大和証券)
2012年 イボットソン・アソシエイツ・ジャパン
2014年 ニッセイ基礎研究所 金融研究部
2022年7月より現職

【加入団体等】
 ・日本証券アナリスト協会検定会員
 ・投資信託協会「すべての人に世界の成長を届ける研究会」 客員研究員(2020・2021年度)

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