I'm going to Disney World!-NFL「スーパーボウル」におけるディズニーのプロモーション

2024年03月15日

(廣瀨 涼) 消費者行動

■要旨

2024年2月11日、プロアメリカンフットボールリーグであるNFLの優勝決定戦である第58回スーパーボウルが開催された。アメリカ合衆国において最も人気のあるイベントであり、全米のTV 視聴率の歴代TOP20をほぼ独占している状態である。それ故にCMの放送権も高価で、2024年のスーパーボウルでの30秒CMは、700万ドル(約10億3600万円:$1=148)であったという。通常スーパーボウルの放送中80~100本のCMが放送されるが、その中でも今回の大会でディズニーの動画サブスクリプションサービスである「ディズニー+(プラス)」が放送したCMがSNSを中心に話題となった。本コラムではその「Well Said」と呼ばれるディズニー+のCMがどのような内容だったのか紹介する。併せて、スーパーボウルにおけるディズニーのプロモーションについても触れる。

■目次

本コラムのポイント
1――まずは、以下の英文を見てもらいたい。
2――700万ドルのCM放映料
3――"I'm going to Disney World!"

生活研究部   研究員

廣瀨 涼(ひろせ りょう)

研究領域:暮らし

研究・専門分野
消費文化、マーケティング、ブランド論、サブカルチャー、テーマパーク、ノスタルジア

経歴

【経歴】
2019年 大学院博士課程を経て、
     ニッセイ基礎研究所入社

・令和6年度 東京都生活文化スポーツ局都民安全推進部若年支援課広報関連審査委員

【加入団体等】
・経済社会学会
・コンテンツ文化史学会
・余暇ツーリズム学会
・コンテンツ教育学会
・総合観光学会

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