上値が重ーい日本株式

2021年11月24日

(前山 裕亮) 株式

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■要旨
 
  • 2021年は日経平均株価でみると微妙に見えるが、日本株式全体でみると2020年以上に上昇している。
     
  • 日本企業の業績回復・拡大が株価を押し上げた形であるが、足元、業績拡大の一服が見られる。
     
  • さらにサプライチェーン問題や資源高、さらには急拡大期の終焉なども警戒され、業績に対する不透明感が高いことが10月中旬以降の株価の上値が重い要因として考えられ、当面、この状況が続くかもしれない。


■目次

1――2021年、意外と上昇している日本株式
2――企業業績の回復が株価を押し上げたが
3――しばらくは上値の重い展開か

金融研究部   主任研究員

前山 裕亮(まえやま ゆうすけ)

研究領域:医療・介護・ヘルスケア

研究・専門分野
株式市場・投資信託・資産運用全般

経歴

【職歴】
2008年 大和総研入社
2009年 大和証券キャピタル・マーケッツ(現大和証券)
2012年 イボットソン・アソシエイツ・ジャパン
2014年 ニッセイ基礎研究所 金融研究部
2022年7月より現職

【加入団体等】
 ・日本証券アナリスト協会検定会員
 ・投資信託協会「すべての人に世界の成長を届ける研究会」 客員研究員(2020・2021年度)

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