他人の幸せの為に行動すると、幸せになれるのか?-利他的行動の幸福度への影響の実験による検証

2021年07月09日

(岩﨑 敬子) 保険会社経営

■目次

1――はじめに
2――利他的行動で幸せになれることを実証した実験
  1│人のためにお金を使うと幸せになる
  2│経済的な貧富に関わらず利他的行動は幸福度を高める
  3│子どもも利他的な行動で幸福になる
3――日本での寄付と幸福度の因果関係を捉えた実験
  1│調査概要
  2│実験の設計
  3│実験の結果
4――おわりに


※ 本稿は2021年3月26日発行「基礎研レポート」を加筆・修正したものである。

保険研究部   准主任研究員

岩﨑 敬子(いわさき けいこ)

研究領域:保険

研究・専門分野
応用ミクロ計量経済学・行動経済学 

経歴

【職歴】
 2010年 株式会社 三井住友銀行
 2015年 独立行政法人日本学術振興会 特別研究員
 2018年 ニッセイ基礎研究所 研究員
 2021年7月より現職

【加入団体等】
 日本経済学会、行動経済学会、人間の安全保障学会
 博士(国際貢献、東京大学)
 2022年 東北学院大学非常勤講師
 2020年 茨城大学非常勤講師

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