4月の低PBR株、優位について~円安だけではなかった可能性も~

2018年05月18日

(前山 裕亮) 株式

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■要旨

日本の株式市場では、4月に低PBR株が円安などを好感して、大きく上昇しました。
 
低PBR株が好調だった影で、高PBR株に対する投資家の見方が変化した可能性がありそうです。
 
2017年度は高PBR株優位の状況が特に年度後半に続きましたが、2018年度に入って潮目が変った可能性もあるため、今後の動向には留意する必要がありそうです。

■目次

1――4月は低PBR株優位に
2――高PBR株に対する投資家の見方が変った?
3――さいごに

金融研究部   主任研究員

前山 裕亮(まえやま ゆうすけ)

研究領域:医療・介護・ヘルスケア

研究・専門分野
株式市場・投資信託・資産運用全般

経歴

【職歴】
2008年 大和総研入社
2009年 大和証券キャピタル・マーケッツ(現大和証券)
2012年 イボットソン・アソシエイツ・ジャパン
2014年 ニッセイ基礎研究所 金融研究部
2022年7月より現職

【加入団体等】
 ・日本証券アナリスト協会検定会員
 ・投資信託協会「すべての人に世界の成長を届ける研究会」 客員研究員(2020・2021年度)

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