最近の自然災害の状況-災害・防災、ときどき保険(1)

2017年04月18日

(安井 義浩) 保険計理

■要旨

起こりうる自然災害には、地震、津波、噴火、豪雨、豪雪といったものがある。自然災害のうち規模の大きなものは、特に命名されたり、災害救助法が適用されたり、自衛隊の災害派遣があったりする。今回は最近の事例を振り返り、次回以降で、こうした災害に対して、事前・事後にどのような対策が講じられるのかをみていく予定である。また、保険・共済の役割についても改めて確認したい。

■目次

1――はじめに
  1|顕著な災害を起こしたことにより、気象庁により「命名」されたもの
  2|「災害救助法」が適用された災害
  3|自衛隊の「災害派遣」があった災害
2――おわりに

保険研究部   主任研究員 年金総合リサーチセンター・気候変動リサーチセンター兼任

安井 義浩(やすい よしひろ)

研究領域:保険

研究・専門分野
保険会計・計理、共済計理人・コンサルティング業務

経歴

【職歴】
 1987年 日本生命保険相互会社入社
 ・主計部、財務企画部、調査部、ニッセイ同和損害保険(現 あいおいニッセイ同和損害保険)(2007年‐2010年)を経て
 2012年 ニッセイ基礎研究所

【加入団体等】
 ・日本アクチュアリー会 正会員
 ・日本証券アナリスト協会 検定会員

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