生産性向上が先か、賃上げが先か-賃上げを起点に縮小均衡から拡大路線への転換を

2023年07月14日

(斎藤 太郎) 日本経済

■目次

1――低迷が続く日本の賃金
  ・日本の労働生産性は低くない
2――生産性向上の中身が問題
3――人口減少が低成長の主因ではない
4――経済成長率低下の主因は家計消費、設備投資の停滞
  ・上昇する家計の消費性向と低下する企業の投資性向い
  ・可処分所得低迷の要因
5――まとめ


※ 本稿は2023年2月28日発行「基礎研レポート」を転載したものである。

経済研究部   経済調査部長

斎藤 太郎(さいとう たろう)

研究領域:経済

研究・専門分野
日本経済、雇用

経歴

・ 1992年:日本生命保険相互会社
・ 1996年:ニッセイ基礎研究所へ
・ 2019年8月より現職

・ 2010年 拓殖大学非常勤講師(日本経済論)
・ 2012年~ 神奈川大学非常勤講師(日本経済論)
・ 2018年~ 統計委員会専門委員

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