開催時期が悪かったワールドカップ-消費文化から理由を探る(1)

2022年11月18日

(廣瀨 涼) 消費者行動

■要旨

先日「ワールドカップが盛り上がっていないことについて取材をしたい」と依頼を受けた。11月20日にカタールで第22回サッカーワールドカップが開催される。確かに例年のワールドカップに比べ盛り上がりに欠けていると、筆者自身もその時痛感した。なぜ、今回のワールドカップは注目が集まらないのだろうか。この疑問について、「開催時期」と「コロナ禍」という2つの側面から考えてみた。

■目次

1――はじめに
2――開催時期
3――コロナ禍
4――もしくは単純に
5――最後に

生活研究部   研究員

廣瀨 涼(ひろせ りょう)

研究領域:暮らし

研究・専門分野
消費文化、マーケティング、ブランド論、サブカルチャー、テーマパーク、ノスタルジア

経歴

【経歴】
2019年 大学院博士課程を経て、
     ニッセイ基礎研究所入社

・令和6年度 東京都生活文化スポーツ局都民安全推進部若年支援課広報関連審査委員

【加入団体等】
・経済社会学会
・コンテンツ文化史学会
・余暇ツーリズム学会
・コンテンツ教育学会
・総合観光学会

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