“タピオカブーム”と“ピスタチオブーム”後編-そもそもピスタチオブームなんてあったのか

2022年06月15日

(廣瀨 涼) 消費者行動

■要旨

本レポートでは前回整理したピスタチオブームの変遷を基に、近年大流行したタピオカブームとピスタチオブームと呼ばれている現象との構造の違いを「ポジショニング」と「代替財」という2つの視点から考察したいと思う。

■目次

ここまでの要約
1――タピオカブームとの違い
  (1) ポジショニングの視点による違い
  (2) 代替材の視点による違い
2――タピオカパン、タピオカグミ…
3――「#ピスる」を筆者流に分析する
4――まとめ

生活研究部   研究員

廣瀨 涼(ひろせ りょう)

研究領域:暮らし

研究・専門分野
消費文化、マーケティング、ブランド論、サブカルチャー、テーマパーク、ノスタルジア

経歴

【経歴】
2019年 大学院博士課程を経て、
     ニッセイ基礎研究所入社

・令和6年度 東京都生活文化スポーツ局都民安全推進部若年支援課広報関連審査委員

【加入団体等】
・経済社会学会
・コンテンツ文化史学会
・余暇ツーリズム学会
・コンテンツ教育学会
・総合観光学会

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