年金減額が なぜこんなに話題に?-シリーズ 年金問題のタテとヨコ:ザックリつかんでスッキリ整理!?

2022年06月15日

(中嶋 邦夫) 公的年金

■要旨

年金の減額が話題になった背景として、年金額通知の書式変更が考えられる。前年度と比較しやすくなったが、2023年度は表面上の金額に惑わされず実質的な価値に注意する必要がある。

■目次

はじめに
1 ―― 通知の書式変更で、前年度の年金額との比較が容易に
2 ―― 2023年度は「錯覚」に要注意

保険研究部   上席研究員・年金総合リサーチセンター 公的年金調査室長 兼任

中嶋 邦夫(なかしま くにお)

研究領域:年金

研究・専門分野
公的年金財政、年金制度全般、家計貯蓄行動

経歴

【職歴】
 1995年 日本生命保険相互会社入社
 2001年 日本経済研究センター(委託研究生)
 2002年 ニッセイ基礎研究所(現在に至る)
(2007年 東洋大学大学院経済学研究科博士後期課程修了)

【社外委員等】
 ・厚生労働省 年金局 年金調査員 (2010~2011年度)
 ・参議院 厚生労働委員会調査室 客員調査員 (2011~2012年度)
 ・厚生労働省 ねんきん定期便・ねんきんネット・年金通帳等に関する検討会 委員 (2011年度)
 ・生命保険経営学会 編集委員 (2014年~)
 ・国家公務員共済組合連合会 資産運用委員会 委員 (2023年度~)

【加入団体等】
 ・生活経済学会、日本財政学会、ほか
 ・博士(経済学)

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