4.2 消費への効果(推計結果)
消費と人々の外出行動との関係を確認する。ここでは、月次ベースの統計データで外出状況と消費との関係性を確認した上で、日次ベースのデータに適用して日々の影響を確認する。モバイルデータ(NTTデータ)については月次平均し、オフライン消費者の代理変数とみなす。Watanabe and Omori(2020)やRelihan et al. (2020)での分析に示されたオフライン消費に該当するものである。家計調査(月次)とモバイルデータとの関係について2019年1月~2020年4月まで推計した結果が図表9である。