保険研究部 主任研究員・ヘルスケアリサーチセンター兼任
村松 容子(むらまつ ようこ)
研究領域:
研究・専門分野
健康・医療、生保市場調査
警察庁の「運転免許統計」によると、2019年に運転免許の自主返納は、およそ60.1万件と、過去最多となった。その背景には、高齢運転者による車の暴走事故や逆走などが後を絶えないことがある。
その一方で、免許返納率の都道府県差は拡大傾向にある。移動手段が確保できないため免許を返納しにくい地域も多いことから、高齢者が安全に運転するための免許更新の厳格化や、自動ブレーキのような安全装置を搭載する自動車限定の免許導入が検討されている。
本稿では、2019年の免許返納状況と、今国会に提出された道路交通法の改正案を紹介する。保険研究部 主任研究員・ヘルスケアリサーチセンター兼任
研究領域:
研究・専門分野
健康・医療、生保市場調査
【職歴】
2003年 ニッセイ基礎研究所入社