日本株、楽観視していいのか? ~新年度の業績予想は例年、楽観的で注意が必要~

2019年12月24日

(前山 裕亮) 株式

関連カテゴリ

■要旨
  • 日本株式は高値圏で推移しているが、期待先行で上昇してきた面もある。
     
  • この時期の新年度の業績予想は例年、実績と比べて楽観的な傾向がある。
     
  • 現状、日本株式に対して先行きを楽観視している市場関係者が多いが、足元の状況や新年度の業績予想の傾向を踏まえると、慎重なスタンスが必要なのではないだろうか。

■目次

1――1年2カ月ぶりの高値圏にある日本株式
2――期待先行の上昇の面も
3――新年度の業績予想は元々、楽観的
4――最後に

金融研究部   主任研究員

前山 裕亮(まえやま ゆうすけ)

研究領域:医療・介護・ヘルスケア

研究・専門分野
株式市場・投資信託・資産運用全般

経歴

【職歴】
2008年 大和総研入社
2009年 大和証券キャピタル・マーケッツ(現大和証券)
2012年 イボットソン・アソシエイツ・ジャパン
2014年 ニッセイ基礎研究所 金融研究部
2022年7月より現職

【加入団体等】
 ・日本証券アナリスト協会検定会員
 ・投資信託協会「すべての人に世界の成長を届ける研究会」 客員研究員(2020・2021年度)

レポートについてお問い合わせ
(取材・講演依頼)

関連カテゴリ・レポート