特別警報-災害・防災、ときどき保険(5)

2018年02月20日

(安井 義浩) 保険計理

■要旨

注意報・警報に続き、2013年から運用が始まった特別警報についてみる。東日本大震災や伊勢湾台風など、過去の事例を参考に基準が定められたが、運用開始直後から、大雨や暴風などにより毎年のように発表されている。津波・噴火・地震については特別警報とは呼ばないが、従来の警報名で特別警報と同等な位置づけとされている。また、今後も危機感の伝達が効果的になされるよう、実態に応じ発表基準も見直されていくだろう。

■目次

1――主に気象関係の特別警報
2――津波・噴火・地震についての特別警報
3――先日の大雪についての特別警報は?

保険研究部   主任研究員 年金総合リサーチセンター・気候変動リサーチセンター兼任

安井 義浩(やすい よしひろ)

研究領域:保険

研究・専門分野
保険会計・計理、共済計理人・コンサルティング業務

経歴

【職歴】
 1987年 日本生命保険相互会社入社
 ・主計部、財務企画部、調査部、ニッセイ同和損害保険(現 あいおいニッセイ同和損害保険)(2007年‐2010年)を経て
 2012年 ニッセイ基礎研究所

【加入団体等】
 ・日本アクチュアリー会 正会員
 ・日本証券アナリスト協会 検定会員

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