欧州大手保険グループの2017年上期末SCR比率の状況について-ソルベンシーIIに基づく数値結果報告-

2017年09月25日

(中村 亮一) 保険計理

■要旨

欧州大手保険グループの2017年上半期決算の発表が8月に行われており、それに伴い、ソルベンシーII制度に基づく各種数値等も開示されている。今回は、各社の2017年上期末のSCR比率の状況等について、SCR比率の水準やその感応度及び2014年末から2017年上期末にかけての推移等を報告する。

■目次

1―はじめに
2―欧州大手保険グループのSCR比率
3―各社のSCR比率や感応度の推移
  1|AXA
  2|Allianz
  3|Generali
  4|Prudential
  5|Aviva
  6|Aegon
  7|Zurich
4―その他の事項
  1|SCR比率の目標範囲
  2|SCR等の算出方法(内部モデルの適用状況)
  3|SCR等の算出方法(長期保証措置の適用状況)
  4|SCRのリスク別及び地域別内訳
5―まとめ
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