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2年連続でのプラス進展となった世界生保市場-ここ数年の不安定な状況から2年連続のプラス進展-低金利に伴う低成長を脱し、安定成長へ

2025年11月18日

(有村 寛) 保険商品

■要旨

世界の生保市場は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う景気低迷と復調、ロシアによるウクライナ侵攻を契機とするインフレの到来などにより、ここのところ、増減を繰り返してきたが、2年連続のプラス進展となった。

また、今後も安定的な成長が見込まれており、リーマン危機以降の超低金利環境による低成長からの脱却が期待される。

■目次

1――2年連続でのプラス進展となった世界生保市場
2――低成長からの脱却が予想される世界生保市場

保険研究部   上席研究員 兼 気候変動リサーチセンター 気候変動調査部長

有村 寛(ありむら ひろし)

研究領域:保険

研究・専門分野
保険商品・制度

経歴

【職歴】
1989年 日本生命入社
1990年 ニッセイ基礎研究所 総合研究部
1995年以降、日本生命にて商品開発部、法人営業企画部(商品開発担当)、米国日本生命(出向)、企業保険数理室、ジャパン・アフィニティ・マーケティング(出向)、企業年金G等を経て、2021年 ニッセイ基礎研究所へ、2023年7月より現職

2023年~ 大阪経済大学経済学部非常勤講師

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