2029年までの社会保障改革の要点(中国)-三中全会の決定からみる今後のゆくえ

2024年08月08日

(片山 ゆき) 中国・アジア保険事情

■要旨

三中全会の決定では、中国独自の発展モデルを追求する「中国式現代化」の推進と、「改革の全面的な深化」が強調された。社会の安定・統治がより重視される中で、社会保障改革の重要点を探る。

■目次

はじめに
1――三中全会における経済体制の転換と社会保障
2――社会保障と「中国式現代化」
3――2029年までの社会保障制度の改革の要点

保険研究部   主任研究員・ヘルスケアリサーチセンター兼任

片山 ゆき(かたやま ゆき)

研究領域:保険

研究・専門分野
中国の社会保障制度・民間保険

経歴

【職歴】
 2005年 ニッセイ基礎研究所(2022年7月より現職)
 (2023年 東京外国語大学大学院総合国際学研究科博士後期課程修了) 【社外委員等】
 ・日本経済団体連合会21世紀政策研究所研究委員
 (2019~2020年度・2023年度~)
 ・生命保険経営学会 編集委員・海外ニュース委員
 ・千葉大学客員教授(2024年度~)
 ・千葉大学客員准教授(2023年度) 【加入団体等】
 日本保険学会、社会政策学会、他
 博士(学術)

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