「付加保険料&手数料」については、①「保険料からの付加保険料」が、米国における保障・医療商品の販売好調により一部相殺されたものの、ドイツの生命保険事業やタイの保証付貯蓄&年金における高資本効率商品の売上の減少に伴って減少、②「責任準備金からの付加保険料」が、主にドイツの生命保険事業での責任準備金の増加により、安定的に推移、③「ユニットリンク管理手数料」が、管理資産の増加によるイタリアにおける増加で一部相殺されたものの、Allianz Popular S.L.Aの売却により減少したことから、全体では2.2%減少した。
なお、内訳の図表はないが、「技術マージン」については、米国における低い解約マージンとスイスとフランスにおけるリスクマージンの悪化により、減少し、またAllianz Popular S.L.の売却がマージンを低下させた。プラス要因としては、アジア・太平洋地域における請求の減少と規模の成長及びイタリアにおける解約率の改善が挙げられる。