新型コロナ第4波の懸念が高まる-人の移動制限強化により不動産市場にも影響波及の恐れ

2021年04月08日

(佐久間 誠) 不動産市場・不動産市況

■要旨

新型コロナウイルスの感染が再拡大し、第4波の懸念が高まっている。これまでの感染拡大局面では東京を中心に感染者が増加したが、現在は大阪府や宮城県を中心に増加している。また、関西では感染力が強いとされる英国型変異株の感染が拡大している。今後もコロナ感染が拡大した場合は、人出を制限するなどして、経済活動の減速を余儀なくされ、その影響は不動産市場に波及する恐れがある。

■目次

1――はじめに
2――懸念が高まる新型コロナ感染第4波
【参考資料】 各都道府県の新型コロナウイルスの感染状況の比較

金融研究部   主任研究員

佐久間 誠(さくま まこと)

研究領域:不動産

研究・専門分野
不動産市場、金融市場、不動産テック

経歴

【職歴】  2006年4月 住友信託銀行(現 三井住友信託銀行)  2013年10月 国際石油開発帝石(現 INPEX)  2015年9月 ニッセイ基礎研究所  2019年1月 ラサール不動産投資顧問  2020年5月 ニッセイ基礎研究所  2022年7月より現職 【加入団体等】  ・一般社団法人不動産証券化協会認定マスター  ・日本証券アナリスト協会検定会員

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