コロナ禍でも業績が上振れしそうな企業

2020年07月24日

(井出 真吾) 株式

■要旨

まもなく2020年度第1四半期(4~6月)の決算発表が本格化する。例年このタイミングで業績予想を変更する企業は少ないが、年度末まで9ヶ月残っているにもかかわらず年間の業績見通しを変更するのには企業経営者の重要なメッセージが込められているようだ。
 
◆ポイント
  1. 第1四半期時点での業績見通し上方修正は"自信の表れ"
  2. 一方、下方修正は「悪材料出尽くし」とは限らず注意が必要
  3. 5年連続で上方修正した"常連"企業もある

金融研究部   主席研究員 チーフ株式ストラテジスト

井出 真吾(いで しんご)

研究領域:医療・介護・ヘルスケア

研究・専門分野
株式市場・株式投資・マクロ経済・資産形成

経歴

【職歴】
 1993年 日本生命保険相互会社入社
 1999年 (株)ニッセイ基礎研究所へ
 2023年より現職

【加入団体等】
 ・日本ファイナンス学会理事
 ・日本証券アナリスト協会認定アナリスト

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