新型肺炎拡大でも、日本株が大崩れしない3つの理由

2020年02月21日

(井出 真吾) 株式

■要旨


新型肺炎の影響拡大が懸念される中、日経平均は大崩れすることなく3連休を迎えた。値下がりしたら株を買おうと思っている投資家からすれば"意外にしぶとい"といった印象だろう。海外投資家による"日本売り"まで指摘されているにもかかわらず、日本株が底堅い理由は主に3つある。

■目次

■日経平均の戻りは鈍いが、大崩れしていない
■理由(1):円高が進んでいない
■理由(2):堅調な米国株と中国株
■理由(3):根強い景気回復期待と日本企業の業績見通し
■今後は楽観できない

金融研究部   主席研究員 チーフ株式ストラテジスト

井出 真吾(いで しんご)

研究領域:医療・介護・ヘルスケア

研究・専門分野
株式市場・株式投資・マクロ経済・資産形成

経歴

【職歴】
 1993年 日本生命保険相互会社入社
 1999年 (株)ニッセイ基礎研究所へ
 2023年より現職

【加入団体等】
 ・日本ファイナンス学会理事
 ・日本証券アナリスト協会認定アナリスト

レポートについてお問い合わせ
(取材・講演依頼)