中村 亮一()
研究領域:保険
研究・専門分野
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2―ZZR制度について
3―今回のZZR制度の見直しについて
•RefZ_beizul(j-1)=前年の参照利率
•RefZ_Ziel(j)=これまでの方式による参照利率
•BaseZ(j)=年j の年間平均値
•Deviation_max(j)= x%* Abs(RefZ_beizul(j-1)- BaseZ(j))
最大偏差:前年の参照利率と過去1年の平均値のx%
•ObGr(j) = RefZ_beizul(j-1)+ Deviation_max(j) 上限
•UntGr(j)= RefZ_beizul(j-1)- Deviation_max(j) 下限
•RefZ_beizul *(j)
= RefZ_Zielj); UntGr(j)≦RefZ_Ziel(j)≦ObGr(j)の場合
= ObGr(j) ; ObGr(j)<RefZ_Ziel(j)の場合
= UntGr(j) ; RefZ_Ziel(j)<UntGr(j)の場合
上限と下限の範囲内
•RefZ_beizul(j)
= RefZ_beizul(j-1)
; RefZ_beizul *(j)<RefZ_beizul(j-1)<BaseZ(j)
又はRefZ_beizul *(j)> RefZ_beizul(j-1)> BaseZ(j)の場合
= RefZ_beizul *(j); その他
上記数値が一定の条件を満たす場合、前年の参照利率に据置
(金利が上昇しているのに上記数値が前年数値を下回る場合や金利が下降しているのに上記数値が前年数値を上回る場合)
1.「§5.数理計算上の基礎」を以下のように改正
a)第3パラグラフ
(3)ドイツ商法第341f条(2)項により要求される会社の期待収入の計算において、収入は、以下の文章に従って計算される暦年ベースの参照利率とする。引当金割引命令の§7に従ってドイツ連邦銀行が発行した10年満期のゼロクーポンユーロ金利スワップレートの月末値が使用される。前の暦年の9年間で、小数点第2位まで切り上げた年末の年平均値が決定される。2009年から2013年までの年間平均値は3.81、3.13、3.15、2.14及び1.96%となる。現在の暦年では、最初の9か月の月末の数字の小数点第2位まで切り上げられた平均が決定される。3つ目の文章からの9つの年平均と4つ目の文章からの平均との合計は10で除算される。次の差異が小数点第2位までを切り上げて作成される。
1.5つ目の文章で得られた値より前の暦年の参照利率を引いた値
2.4つ目の文章で受け取った値の9%から、前年の参照利率の9%を引いたもの
6つ目の文章の1と2との差異が同じ符号を有する場合、暦年の参照利率は、前年の参照利率を絶対額がより小さい差額によって調整することによって得られる。それ以外の場合、参照利率は前年と比較して変わらない。2017年の参照利率は2.21%である。
b)第4パラグラフ
最初の文章における「平均値(参照利子)」という言葉は、「会計年度が始まった暦年の参照利子」という言葉に置き換えられる。
2.「.§6.移行措置」を以下のように改正
「§6.移行措置
2018年10月23日から適用されるバージョンの§5(3)及び(4)は、2017年12月31日以降に開始する会計年度に初めて適用される。2018年1月1日より前に開始する会計年度については、2018年10月22日まで有効なバージョンの第5条第3項および第4項は引き続き適用される。」
研究領域:保険
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