ますます巨大化する米国の大手医療保険会社-国民に医療保障を届ける唯一無二の存在へ-オバマケアの帰趨に左右されない強さ

2017年07月05日

(松岡 博司)

■目次

はじめに
1――米国の医療保障制度の概要
  1|突出して高い米国の医療費
  2|民間が大きな役割を果たす米国の医療保障制度
2――オバマケアの制度概要
  1|オバマケアの根拠法
  2|オバマケアの制度概要-民間医療保険会社との関係を中心に
3――米国の医療保険会社の概要
  1|巨大な存在
  2|M&Aにより巨大化・寡占化を果たしつつある米国の大手医療保険会社
4――オバマケアの実施状況と医療保険会社の動向
  1|無保険者数は減少
  2|エクスチェンジの開設状況
  3|エクスチェンジに参加する保険会社は少数で寡占状況
  4|エクスチェンジ事業で損失が発生
  5|エクスチェンジ事業からの撤退
  6|エクスチェンジ事業での保険料の値上げ
  7|合従連衡の動きと連邦当局との対立
さいごに

※本稿は2017年1月18日「基礎研レポート」を加筆・修正したものである。
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