ドイツの責任準備金評価用の最高予定利率制度については、2015年の10月から12月にかけて、財務省(BMF:Bundesministerium der Finanz:Federal Ministry of Finance)からの撤廃提案、それに対する保険業界等からの反対意見を受けての制度継続と、めまぐるしい動きが見られた。結果的に、2016年1月からの新契約に対する責任準備金評価用の最高予定利率についても、それまでの1.25%の水準が据え置かれて、現在に至っている。こうした動きについては、これまで2回の基礎研レターで報告した。
ドイツの責任準備金評価用の最高予定利率制度については、2015年の10月から12月にかけて、財務省(BMF:Bundesministerium der Finanz:Federal Ministry of Finance)からの撤廃提案、それに対する保険業界等からの反対意見を受けての制度継続と、めまぐるしい動きが見られた。結果的に、2016年1月からの新契約に対する責任準備金評価用の最高予定利率についても、それまでの1.25%の水準が据え置かれて、現在に至っている。こうした動きについては、これまで2回の基礎研レター1で報告した。