中村 亮一()
研究領域:保険
研究・専門分野
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2―EIOPAの2022年の監督上のコンバージェンス計画-全体概要
1.共通の監督文化の主要な特徴の実践的な実施と監督ツールの更なる開発
2.監督上の裁定取引につながる可能性のある国内市場及び公平な競争の場に対するリスク
3.エマージングリスクの監督
(1) 保険契約者及び金融の安定性に影響を与える分野。リスクが顕在化した場合に影響を受ける保険契約者の規模や数、保険契約者個人への影響の規模だけでなく、市場の評価やビジネスモデルに影響を及ぼす可能性がある場合
(2) 監督上の裁定取引(特に、EU域内及びEU域外国との国境を越える取引について、同等国及び非同等国の双方について言及)が存在することにより、公正性、公平な競争条件又は域内市場の適正な機能に影響を及ぼす可能性のある分野
(3) 実務が大きく異なる主な監督分野
3―EIOPAの2022年の監督上のコンバージェンス計画-具体的内容
4―EIOPAの2022年の監督上のコンバージェンス計画-監視の優先事項
・国境を越えた協力の基盤を確立し調整することにより、サービスの自由又は設立の自由を通じた加盟国における保険サービスの提供に関連して生ずる行為又はプルデンシャルな性質の監督上の懸念を解決すること
・行動と健全性の監督の両方の分野において、監督カレッジの傘下の合同現地査察に参加するか、又は国境を越えた協力プラットフォームを通じて、潜在的な国境を越えたリスクを評価すること
・各国監督当局と連携し、フィードバックと支援を提供することにより、EU全体の戦略的監督上の優先事項の実施を監視すること
・ 各国訪問や二国間の関与を通じて監督上の勧告を提供することで、NCAsの日常的な監督を支援し、行動と健全性の監督の分野で、また内部モデルの監督の特定の分野でも支援する
5―まとめ
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