新型コロナ禍での欧州年金基金への監督対応-EIOPAの対応方針の表明から

2020年05月26日

(安井 義浩) 保険計理

■要旨

世界各国で新型コロナウィルスが猛威を振るっている。保険・年金分野においても、今後様々な面で影響が出てくるものと考えられる。こうした状況のもと、、欧州においてEIOPA(欧州保険・年金監督局)が実施している対策、中でも年金基金の監督の方針の内容を紹介する。

■目次

1――はじめに
2――EIOPAからの対応方針の表明など
  1|保険・年金分野での全般的な対応方針
  2|年金基金分野への対応方針
3――おわりに

保険研究部   主任研究員 年金総合リサーチセンター・気候変動リサーチセンター兼任

安井 義浩(やすい よしひろ)

研究領域:保険

研究・専門分野
保険会計・計理、共済計理人・コンサルティング業務

経歴

【職歴】
 1987年 日本生命保険相互会社入社
 ・主計部、財務企画部、調査部、ニッセイ同和損害保険(現 あいおいニッセイ同和損害保険)(2007年‐2010年)を経て
 2012年 ニッセイ基礎研究所

【加入団体等】
 ・日本アクチュアリー会 正会員
 ・日本証券アナリスト協会 検定会員

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