使用するデータは、OECD(経済協力開発機構)が公表している「Health Statistics 2018」2と「Health at a Glance2017」3です。基本的には「Health Statistics 2018」からとれる2016年のデータを使いますが、データが「Health at a Glance2017」からしかとれない場合には2015年の数値を使います。
またOECDは、ホームページ上に、OECD平均値や最優良国の数値等と各国の医療パフォーマンス数値を比較できるページも設けています。その中には、日本を対象とする、「Health at a Glance2017:OECD Indicators How does Japan compare?日本の医療制度パフォーマンスの概観」4も掲載されています。以下、日本に関する記述部分には「日本の医療制度パフォーマンスの概観」中の評価コメントも活用させていただきます。