医療コミュニケーションの重要性-患者と医師の2つの疑心暗鬼をどのように取り除くか?

2015年11月04日

(篠原 拓也) 保険計理

■要旨

日本では、医療技術や医薬品の効能は日進月歩で高まっており、医療の質の向上が図られている。しかし、このことは、医療の施術や医薬品の服用を1つ間違えると、重大な結果につながりかねないことをも意味する。実際に、近年、医療事故は増加しており、それとともに、医療事故への世間の関心も高まっている。

本稿では、こうした医療事故を巡る最近の動きを概観することとしたい。また、併せて、医事紛争の背景にある患者と医師の疑心暗鬼と、それを取り除くために、どのようにコミュニケーションが図られるべきか、検討することとしたい。
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