研究領域
社会保障制度
年金制度
次期年金改革への課題
2020年11月05日
関連カテゴリ
ニッセイ年金ストラテジー
公的年金
年金制度
5月29日、新型コロナ禍下で年金改革法案が成立した。
企業年金・個人年金部会では、その直後の6月中旬から、確定拠出年金の拠出限度額など政令事項の改正に向けて議論が進められている。
私的年金での動きが活発な一方で、公的年金での動きは見えない。今年1月には、今夏にも有識者懇談会を設置という報道があったが、新型コロナの影響もあってか特段の動きは見られなかった。
国会審議では改正法附則の検討条項が追加され、多数の附帯決議も行われたが、そこから漏れている重要課題がある。マクロ経済スライドの停止・再発動ルールの整備である。
2019年の財政検証で示された30通りの結果のうち、6通りでは厚生年金のマクロ経済スライドが不要で、2通りでは次の財政検証までに停止する見込みになっている。現在は基礎年金のマクロ経済スライドが長引くことに注目が集まっているが、両輪の関係にある厚生年金にも注目が必要だろう。
基礎研 Report Head Line
メルマガ配信中!
各種レポート配信をメールでお知らせ。
読み逃しを防ぎます!
最新トピック
について
会員向け無料Webセミナー
を定期的に開催中!
開催詳細をメールでご案内します!
あなたに役立つ情報をお知らせします!
今すぐメルマガ登録
関連レポート
※年金改革ウォッチ 2020年10月号~ポイント解説:公的年金財政と積立金運用
※年金改革ウォッチ 2020年6月号~ポイント解説:2020年改正法案の修正と付帯決議
※公私年金改正案の要点と課題
レポートについてお問い合わせ
(取材・講演依頼)
関連カテゴリ・レポート
ニッセイ年金ストラテジー
公的年金
年金制度