地方創生に貢献できる地域金融機関-「産業の新陳代謝」、「死んだ土地」に対する金融機関の役割

2018年09月21日

(矢嶋 康次) 金融市場・外国為替(通貨・相場)

■要旨

雇用環境は大きく改善し、インバウンド消費も拡大、地方経済は確実によくなっている。ただ、地方創生に向けてやらなければならないことは多い。
 
実際に問題に直面している地方が主役となり、対応していかなければ手遅れになる。その中でも、地域に根ざす行政、地域金融機関の舵取りが地方の今後を決定付ける鍵となる。
 
「産業の新陳代謝」、「死んだ土地」などは、環境がよいときだからこそ、急いで取組みを加速させる必要がある。

■目次

1――はじめに
2――産業の新陳代謝をどう図るのか
3――死んだ土地を作らない日ごろの活動
4――おわりに

総合政策研究部   常務理事 チーフエコノミスト・経済研究部 兼任

矢嶋 康次(やじま やすひで)

研究領域:金融・為替

研究・専門分野
金融財政政策、日本経済 

経歴

・ 1992年 :日本生命保険相互会社
・ 1995年 :ニッセイ基礎研究所へ
・ 2021年から現職
・ 早稲田大学・政治経済学部(2004年度~2006年度・2008年度)、上智大学・経済学部(2006年度~2014年度)非常勤講師を兼務
・ 2015年 参議院予算委員会調査室 客員調査員

第54回 エコノミスト賞(毎日新聞社主催)受賞 『非伝統的金融政策の経済分析』

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