WeWorkのビジネスモデルと不動産業への影響の考察(2)-Amazonを参考にプラットフォーマーという視点からの分析

2018年01月15日

(佐久間 誠) 不動産市場・不動産市況

■要旨

WeWorkのビジネスモデルと不動産業への影響を読み解く全2回のレポートでは、第1回でAmazonを参考にプラットフォーマーの特徴や既存業界への影響などを整理し、プラットフォーマーのビジネスモデルは既存の不動産業と大きく異なることを示した。

第2回はWeWorkがどのようなイノベーションをもたらしたのかを示した上で、同社の施策の背景や今後想定されうる戦略について考察する。その上で、同社がプラットフォーマーとして勢力を拡大した場合に、不動産業や不動産市場にどのような変革をもたらすかについて考える。

■目次

1.WeWorkのビジネスモデルと不動産業への影響
  (1)WeWorkの概要
  (2)WeWorkの新規性
    :プラットフォーマーWeWorkがもたらしたコワーキングスペースの進化
  (3)WeWorkのプラットフォーム戦略の考察
  (4)WeWorkが不動産業にもたらす変革
2.おわりに

金融研究部   主任研究員

佐久間 誠(さくま まこと)

研究領域:不動産

研究・専門分野
不動産市場、金融市場、不動産テック

経歴

【職歴】  2006年4月 住友信託銀行(現 三井住友信託銀行)  2013年10月 国際石油開発帝石(現 INPEX)  2015年9月 ニッセイ基礎研究所  2019年1月 ラサール不動産投資顧問  2020年5月 ニッセイ基礎研究所  2022年7月より現職 【加入団体等】  ・一般社団法人不動産証券化協会認定マスター  ・日本証券アナリスト協会検定会員

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