図表でみる中国経済(就業構造編)-就業構造には3つの変化が進行中

2017年10月31日

(三尾 幸吉郎)

■要旨

本稿は、中国経済をこれから学ぼうとお考えの方々を対象に、通常前提として省略されることの多い基礎的な経済データを、図表を用いて分かり易く解説し、理解を深めていただくことを趣旨としている。今回はその第十四回目として、「就業構造」を取り上げ、就業者数のこれまでの推移、国有企業等と私営企業等の業種別従業員構成の違い、現在進行中の3つの就業構造の変化、そして将来の中国経済にとって第3次産業の労働生産性の向上が課題であることなどを解説している。中国経済に関する新聞記事やレポートを読む上で、その一助となれば幸いである。

■目次

1――就業者数は増加も、伸びは鈍化
2――国有企業等と私営企業等でほぼ半々の構成
3――就業構造には3つの変化が進行中
  1|農村部から都市部へのシフト
  2|国有企業等から私営企業等へのシフト
  3|地域別に見ると二極化
4――第3次産業の就業者一人当たり実質GDP成長率に注目!
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