アジアビジネスと人的資源-今後、ビジネス上重要度が増すのは「ベトナム」、「インドネシア」、「インド」-

2014年10月27日

(片山 ゆき) 中国・アジア保険事情

■要旨

日本生命保険(相)とニッセイ・リース(株)は39回目となる「ニッセイ景況アンケート調査(2014年度上期調査(2014年8月実施、回答企業数4,285社))」を実施した(ニッセイ基礎研究所が集計・分析を担当)。アンケートでは、特別調査項目として「アジアビジネスと人材のグローバル化」を取り上げ、企業経営におけるアジアビジネスの現状と今後の見通し、それを支える人的資源(人材のグローバル化)について、各企業の考え方や取組みを調査した。

本稿では、当特別調査を基に、各企業におけるアジアビジネスの重要度とその理由、重要な国・地域(現状、今後)、アジアビジネスにおける課題を踏まえながら、今後の海外人材の確保・育成について取組みの一端を概説する。



保険研究部   主任研究員・ヘルスケアリサーチセンター兼任

片山 ゆき(かたやま ゆき)

研究領域:保険

研究・専門分野
中国の社会保障制度・民間保険

経歴

【職歴】
 2005年 ニッセイ基礎研究所(2022年7月より現職)
 (2023年 東京外国語大学大学院総合国際学研究科博士後期課程修了) 【社外委員等】
 ・日本経済団体連合会21世紀政策研究所研究委員
 (2019年度・2020年度・2023年度)
 ・生命保険経営学会 編集委員・海外ニュース委員
 ・千葉大学客員准教授(2023年度~) 【加入団体等】
 日本保険学会、社会政策学会、他
 博士(学術)

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