社外取締役の有力候補は外国人

2018年06月28日

(江木 聡)

■要旨

上場企業は取締役会に招聘する社外取締役に対して、会社や業界の専門知識とともに経営の知見や高い見識を求めている。しかし、その条件を満たす候補者は不足しているのだ。
 
そこで本稿は、社外取締役候補者を外国人の経営経験者にまで拡げることを提案する。企業がそのビジネスに役立つ社外取締役を追求すれば、素直に行き着く選択肢でもあるからだ。実際に外国人を招聘した企業では取締役会の議論が活発になるなど、好事例も散見されつつある。

■目次

1――社外取締役に求められる知識・経験
2――選択肢を拡げる
3――今後に向けて
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