ソルベンシーIIの準備は順調?-英国における現在の動き

2014年09月30日

(安井 義浩) 保険計理

【要旨】

欧州ソルベンシーIIについては2016年の発効が決まり、イギリス国内でもそれに対応する国内法の検討が進められている。現時点での特に大きな関心事は、マッチング調整と内部モデルの事前承認の基準づくりのようだ。その他の事項も含め、イギリスの保険監督を担うPRAでは予定を前倒しして、業界との調整や検討を進めている。

保険研究部   主任研究員 年金総合リサーチセンター・気候変動リサーチセンター兼任

安井 義浩(やすい よしひろ)

研究領域:保険

研究・専門分野
保険会計・計理、共済計理人・コンサルティング業務

経歴

【職歴】
 1987年 日本生命保険相互会社入社
 ・主計部、財務企画部、調査部、ニッセイ同和損害保険(現 あいおいニッセイ同和損害保険)(2007年‐2010年)を経て
 2012年 ニッセイ基礎研究所

【加入団体等】
 ・日本アクチュアリー会 正会員
 ・日本証券アナリスト協会 検定会員

レポートについてお問い合わせ
(取材・講演依頼)