中国経済:14年7月の景気評価点~2ヵ月連続の低下で、景気の勢いは鈍化

2014年08月15日

(三尾 幸吉郎)

○ 7月の景気評価点は前月より1点低下の5点となった。5月(9点)を天井に2ヵ月連続の低下となり、景気の勢いは鈍ってきている。但し、依然として○と×が半々の状況で、悲観するのはまだ早いだろう。

○ 中国政府は8月5日に「金融の合理的な伸びを維持」するよう指示、短期金利(SHIBOR翌日物)を低めに誘導していることから、景気が再び勢いを取り戻す可能性もある。引き続き景気指標の動きから目が離せない。


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