国際的な会計基準の統一に向けた日本の当面の対応について

2014年06月04日

(梅内 俊樹) 年金資産運用

退職給付に関する会計基準が2012年5月に改正され、2013年度より適用が開始されたこと等により、日本の基準とIFRSとのコンバージェンスに向けた検討は一段落している。しかし、両者の間には依然として隔たりがある。この収斂に向けた新たな方針では、IFRS任意適用の増加が促されており、その動向は日本の会計基準の行方を占う上でも注目される。

金融研究部   企業年金調査室長 年金総合リサーチセンター・ジェロントロジー推進室兼任

梅内 俊樹(うめうち としき)

研究領域:年金

研究・専門分野
企業年金、年金運用、リスク管理

経歴

【職歴】
 1988年 日本生命保険相互会社入社
 1995年 ニッセイアセットマネジメント(旧ニッセイ投信)出向
 2005年 一橋大学国際企業戦略研究科修了
 2009年 ニッセイ基礎研究所
 2011年 年金総合リサーチセンター 兼務
 2013年7月より現職
 2018年 ジェロントロジー推進室 兼務
 2021年 ESG推進室 兼務

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