松岡 博司()
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米国生保業界においては、個人生命保険の収益構成比が伸びないのに対して、個人年金の収益構成比が増加してきた結果、近年では、個人年金が生保の主軸事業となっている。
個人年金の収益率は概して高い。しかし金融危機の影響を受けた2008年には、個人年金で膨大な損失を計上したため生保会社全体の収益がマイナスになってしまうなど、好不調の波もある。変額個人年金などの変額商品の比率が高まった結果、米国の生保会社の収益は株価に連動する傾向が高まっている。
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