8月ECB政策理事会:全会一致でフォワード・ガイダンスを確認

2013年08月02日

(伊藤 さゆり) 欧州経済

欧州中央銀行(ECB)は、1日に8月の政策理事会を開催、先月の理事会で導入した「政策金利は長期にわたり、現在の水準か、それよりも低い水準に留まる」というフォワード・ガイダンスを全会一致で再確認した。

ドラギ総裁は、記者会見で市場の利上げ観測を牽制、政策に関する「より豊かなコミュニケーション」のため、今秋、役員会が政策理事会に議事録の公開に関する提案を行うことを明らかにした。

経済研究部   常務理事

伊藤 さゆり(いとう さゆり)

研究領域:経済

研究・専門分野
欧州の政策、国際経済・金融

経歴

・ 1987年 日本興業銀行入行
・ 2001年 ニッセイ基礎研究所入社
・ 2023年7月から現職

・ 2011~2012年度 二松学舎大学非常勤講師
・ 2011~2013年度 獨協大学非常勤講師
・ 2015年度~ 早稲田大学商学学術院非常勤講師
・ 2017年度~ 日本EU学会理事
・ 2017年度~ 日本経済団体連合会21世紀政策研究所研究委員
・ 2020~2022年度 日本国際フォーラム「米中覇権競争とインド太平洋地経学」、
           「欧州政策パネル」メンバー
・ 2022年度~ Discuss Japan編集委員
・ 2023年11月~ ジェトロ情報媒体に対する外部評価委員会委員
・ 2023年11月~ 経済産業省 産業構造審議会 経済産業政策新機軸部会 委員

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