年金改革ウォッチ:2013年1月~ポイント解説:社会保障制度改革国民会議とは

2013年01月07日

(中嶋 邦夫) 公的年金

■見出し

1 ―― 先月までの動き
2 ―― ポイント解説:社会保障制度改革国民会議とは
 1│国民会議は官邸に、社保審は厚生労働省に設置
 2|国民会議のモデルは、以前の社会保障制度審議会
 3|今後は、「痛みの分かち合い」に注目

■introduction

昨年8月に社会保障と税の一体改革の関連法が成立し、年金改革への関心が薄らいでいる感もあります。しかし、社会保障制度改革国民会議は今年8月までに結論を出し、年金財政の将来見通しも来年2月までにまとめることがそれぞれ法定されているなど、今後も目が離せない状況です。そこで、「年金改革ウォッチ」と題して、国民会議や審議会等での議論の状況を定期的に発信して参ります。

保険研究部   上席研究員・年金総合リサーチセンター 公的年金調査室長 兼任

中嶋 邦夫(なかしま くにお)

研究領域:年金

研究・専門分野
公的年金財政、年金制度全般、家計貯蓄行動

経歴

【職歴】
 1995年 日本生命保険相互会社入社
 2001年 日本経済研究センター(委託研究生)
 2002年 ニッセイ基礎研究所(現在に至る)
(2007年 東洋大学大学院経済学研究科博士後期課程修了)

【社外委員等】
 ・厚生労働省 年金局 年金調査員 (2010~2011年度)
 ・参議院 厚生労働委員会調査室 客員調査員 (2011~2012年度)
 ・厚生労働省 ねんきん定期便・ねんきんネット・年金通帳等に関する検討会 委員 (2011年度)
 ・生命保険経営学会 編集委員 (2014年~)
 ・国家公務員共済組合連合会 資産運用委員会 委員 (2023年度~)

【加入団体等】
 ・生活経済学会、日本財政学会、ほか
 ・博士(経済学)

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