金利水準とデュレーション短期化の関係

2013年01月04日

(新美 隆宏) 成長戦略・地方創生

現在の長期金利の水準は1%を下回っており、歴史的に見て非常に低い水準である。また、わが国の市場環境は、財政悪化や資源価格の上昇などの金利上昇の懸念材料が少なくない。年金の負債特性を考えると、債券や短資などの円金利資産を一定程度組入れるべきだが、金利上昇を懸念する中で金利リスク(デュレーション)をどうすべきかは、容易に解を得られるものではない。そこで、金利水準と金利上昇に備えたデュレーション短期化の関係を整理する。

総合政策研究部   上席研究員

新美 隆宏(にいみ たかひろ)

研究領域:

研究・専門分野
金融・経済政策、企業年金、資産運用・リスク管理

経歴

【職歴】
 1991年 日本生命保険相互会社入社
 1991年 ニッセイ基礎研究所
 1998年 日本生命 資金証券部、運用リスク管理室
 2006年 ニッセイ同和損害保険(現 あいおいニッセイ同和損害保険)
 2011年 ニッセイ基礎研究所
 2015年 日本生命 特別勘定運用部、団体年金部
 2025年 ニッセイ基礎研究所(現職)

【加入団体等】
・日本証券アナリスト協会 認定アナリスト

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