PBR効果は復活するか

2012年10月01日

(井出 真吾) 株式

PBRの有効性が低迷している。特にリーマンショック以降はPBRによる銘柄選択がほとんど奏功していない。その結果PBRのバラツキ度は歴史的な高水準に達し、PBR効果は復活間近にも見える。しかし収益性悪化が原因で株価が低い"見せ掛けの割安"には注意が必要だ。

金融研究部   主席研究員 チーフ株式ストラテジスト

井出 真吾(いで しんご)

研究領域:医療・介護・ヘルスケア

研究・専門分野
株式市場・株式投資・マクロ経済・資産形成

経歴

【職歴】
 1993年 日本生命保険相互会社入社
 1999年 (株)ニッセイ基礎研究所へ
 2023年より現職

【加入団体等】
 ・日本ファイナンス学会理事
 ・日本証券アナリスト協会認定アナリスト

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