この映画を観て、人はどこまで優しくなれるのだろうと思った。貧しくてもお金を自分たちだけのために使うのではなく、困っている人がいれば分かち合う、そんな人と人とのつながりが幸せをもたらすのだろうか。自分だけの幸せを求めても、決して本当の幸せは訪れないような気がする。世の中には自分ひとりだけの幸せはないのかもしれない。先日、テレビで「東京ごはん映画祭」の"INTO THE WILD"という映画を見ていると、『幸福が現実となるのは、それを誰かと分かち合ったときだ』という字幕を偶然見つけたことを思い出す。