変化の時代を生き抜く経営戦略

2012年07月26日

(井出 真吾) 株式

■見出し

1――はじめに
2――内需企業の収益環境の変化
3――変化の時代に求められる経営戦略
4――おわりに

■introduction

原油高や資源高、消費者の節約志向の高まりなど、国内物価の変化が企業の収益環境を圧迫する一つの要因となり、売上高が増えても利益は増えにくくなっている。こうした中、多くの企業が効率化に取り組んだが、「コスト削減は限界」と考える企業も多いようだ。

国内人口の減少や高齢化が確実視され、世界情勢もめまぐるしく変化する時代、どのような経営が求められるのだろうか。過去10年間に増益を繰り返してきた企業を分析すると、そこから見えたのは、決して華やかではないが、自社の強み・弱みを正確に分析し、メリハリの効いた経営戦略を着実に実践する姿であった。

金融研究部   主席研究員 チーフ株式ストラテジスト

井出 真吾(いで しんご)

研究領域:医療・介護・ヘルスケア

研究・専門分野
株式市場・株式投資・マクロ経済・資産形成

経歴

【職歴】
 1993年 日本生命保険相互会社入社
 1999年 (株)ニッセイ基礎研究所へ
 2023年より現職

【加入団体等】
 ・日本ファイナンス学会理事
 ・日本証券アナリスト協会認定アナリスト

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