リタイアメント層の生活意識-いつからリタイア?楽しみ・不安・生活資金の考え方は?

2011年12月26日

(久我 尚子) ライフデザイン

2012年から団塊世代が65歳を迎えリタイア市場は本格的に拡大していく。当該層を捉えるために生活意識を調査したところ、性年齢階層別に抱える不安が顕著に異なっていた。年代とともに家族の問題から自分の問題へと移り、男性は家族の介護、女性は自分が介護をされることに不安を感じていた。リタイア市場を制するには層別の特徴を捉えた対応が重要である。

生活研究部   上席研究員

久我 尚子(くが なおこ)

研究領域:暮らし

研究・専門分野
消費者行動、心理統計、マーケティング

経歴

プロフィール
【職歴】
 2001年 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ入社
 2007年 独立行政法人日本学術振興会特別研究員(統計科学)採用
 2010年 ニッセイ基礎研究所 生活研究部門
 2021年7月より現職

・神奈川県「神奈川なでしこブランドアドバイザリー委員会」委員(2013年~2019年)
・内閣府「統計委員会」専門委員(2013年~2015年)
・総務省「速報性のある包括的な消費関連指標の在り方に関する研究会」委員(2016~2017年)
・東京都「東京都監理団体経営目標評価制度に係る評価委員会」委員(2017年~2021年)
・東京都「東京都立図書館協議会」委員(2019年~2023年)
・総務省「統計委員会」臨時委員(2019年~2023年)
・経済産業省「産業構造審議会」臨時委員(2022年~)
・総務省「統計委員会」委員(2023年~)

【加入団体等】
 日本マーケティング・サイエンス学会、日本消費者行動研究学会、
 生命保険経営学会、日本行動計量学会、Psychometric Society

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