国債の商品性向上策の現状と今後の課題-安定的な資金調達に向けて取り組むべきこと-

2011年11月25日

(新美 隆宏) 成長戦略・地方創生

国債市場について、財務省による商品性向上策の現状と今後の課題を、STRIPSと物価連動国債を事例として考える。これらの施策はいずれも有効なものであったが、全ての施策が十分に活用され、機能するには課題が残されている。国債市場を継続して育成していくメッセージの発信と具体的な行動により、市場の信任を高めていくことが重要であろう。

総合政策研究部   上席研究員

新美 隆宏(にいみ たかひろ)

研究領域:

研究・専門分野
金融・経済政策、企業年金、資産運用・リスク管理

経歴

【職歴】
 1991年 日本生命保険相互会社入社
 1991年 ニッセイ基礎研究所
 1998年 日本生命 資金証券部、運用リスク管理室
 2006年 ニッセイ同和損害保険(現 あいおいニッセイ同和損害保険)
 2011年 ニッセイ基礎研究所
 2015年 日本生命 特別勘定運用部、団体年金部
 2025年 ニッセイ基礎研究所(現職)

【加入団体等】
・日本証券アナリスト協会 認定アナリスト

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